ニューハンプシャー州CPAライセンスの移転サポート

 NH州ライセンスの更新にはSSNまたはITINが必要になります

 

2023年6月のニューハンプシャー州CPA法の改正(RSA 161-B:11, VI-a)により、以後の同州CPAライセンスの更新には米国政府が発行する社会保障番号(Social Security Number / SSN)または納税者番号(Individual Tax Identification Number / ITIN)の提出が必須となります(詳細はこちら)。

SSNを取得するためには米国の就労ビザが必要です。一方のITINですが、ITINが発行されるのは、IRS(米国歳入省 – 日本の国税局に該当)が「納税のために必要」と判断した場合のみです。このような理由から、ITINの申請は該当する年度のTax Returnのファイリングと共に行う事が求められています。

NH州の通知にはITINの申請に関するリンクが掲載されているので、ITINの取得ができそうな印象を与えていますが、IRSは「NH州のライセンスを更新するため」という理由ではITINを発行してくれません。よって、SSNもITINもお持ちでないNH州のCPAは、次回の更新時を期にNH州のライセンスを失う事になるでしょう。


 NH州のライセンスを他州に移転する事ができます

 

失効前であれば、一定の条件を満たす事でNH州のライセンスを基に他州のCPAライセンスを取得する事ができます。これは「ライセンスの移転」と呼ばれる手続きで、大学の単位の再認定や会計経験の再認定は不要です。

ただし、この移転手続きはNH州のライセンスが有効な間に行う事が必要です。一度NH州のライセンスを失効させてしまうと、その失効解除にもSSNまたはITINの提示が求められる関係上ライセンスを有効に戻す事ができません。ライセンスの移転手続きは「有効なライセンスを移転する」手続きですので、失効したままのライセンスでは手続きが進められないのです。


 NH州ライセンスの移転をご希望の方へ

 

当事務所ではNH州のライセンスを基に他州のCPAライセンスを取得する手続きを総合的にサポートしています。ニューハンプシャー州ライセンスの移転をご希望の方は、無料コンサルテーションをご利用ください。コンサルテーションの結果、「ライセンスが移転できる可能性が高い」と判断された方には、取得コストの見積りならびにお申し込み方法の詳細を連絡いたします。

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